地球の走り方 :


地球の走り方:中国・万里の長城、北京、西安、上海、蘇州、無錫





中国・万里の長城マラソンと中国の旅





武藤 翔峰   平成27年5月21日





5月1日(月)第14回中国・金山嶺万里の長城マラソンに参加しました。
このマラソンは、大阪に留学した経験のある中国人、朱さんが中国と日本の友好のために2000年から開催している大会で、北京郊外の金山嶺長城を走ります。
「金山嶺」は北京の北東130kmにある長城で、明代に建設されました。特徴は数百メートルごとにある望楼と呼ばれる見張り台があります。コースは、一般道は走らず殆ど長城を走ります。制限時間は10時間でフルマラソン3時間30分以内の実力がないと完走するのは難しいそうです。フル、ハーフ、10km、5kmがあり、日本人ランナー50名ほど含め1,000人ほどの参加者がありました。去年フル百のホノルルツアーに参加していた松崎さんが、走友のNo.839本内さんのサプライズ応援のため来ていましたが会えず、急遽レースに参加しました。望楼をつなぐ上り下りの厳しい階段(最大斜度60度)が多く続き、ここまできついコースとは考えてもいませんでした。登りは四つんばい、下りは壁をつたって降りなければ転落の可能性が有ります。私は1周目で7時間もかかり、残りを走る時間が無くなったので15qでリタイアとなりましたが、金山嶺長城の15qを辿ることができ大満足でした。
おまけに完走テープを切ることができ、また完走メダルも掛けてもらうことができました。アットホームな大変良い大会でした。

マラソンの前後には北京や西安、上海、蘇州、無錫を訪れました。
北京では、故宮や天安門、 天壇公園、圜丘、西暦10世紀に建造されたという美しい島と宮殿、中国に現存する王宮庭園の中では 最古の北海公園を訪れました。また、路線バスに乗って北京の長城の中でも最も有名で、連日多くの観光客があふれている八達嶺長城に行き、傾斜の急な西側の男坂に上りました。北京に5泊し、西安に移動、世界8大奇跡といわれる世界文化遺産の秦始皇帝秦俑博物館の兵馬俑を見学、兵馬俑は中国初代皇帝の始皇帝陵を永遠に守る陵墓の副葬品として埋葬された今衛師団です。その数8000体それぞれ異なった風貌、等身大の大きさで高さ平均1.8m、その景観に圧倒されました。さらに翌日、陝西省歴史博物館、大雁塔、鐘楼など見学、3泊し上海に移動しました。上海では2階建ての観光バスで上海7大スポット南京路、外灘、豫園、東台路、新天地、博物館、田子坊を訪問、翌日は蘇州、無錫を訪れました。

今回の旅は11泊、12日で中国東方航空格安航空券(セントレア→北京→西安→上海→セントレア)が55,000円、11泊ホテル、ユースホステル代が32,000円、その他食事、観光など23,000円合計110,000円の費用で済みました。中国の物価は安く、小籠包(しょうろんぽう)や米粉のヌードルも安くておいしい味でした。今回訪れた5都市で地下鉄やバス、列車を使って移動、ひとりでも自由に行動できるようになりました。

中国に1週間もいると良いことも悪いことも経験します。
北京から西安に空路移動する日、7時にホテルの朝食をとり地下鉄駅まで移動したが、ホテルのポーターが重いスーツケースを引いて駅まで運んでくれ、階段を下るのも下ろしてくれた。地下鉄では、職員がスーツケースの運搬と乗り換えの案内をしてくれ大変助かった。乗り換えた駅、西直門では前の駅から連絡があったとみえ、職員が降車車両の前で待機してくれており、スムーズに効率よく北京空港まで地下鉄で移動できた。皆さんに感謝しなければならず 、北京の人たちの日本人に対する親切な対応がよく分かった。
反日感情とか歴史問題とか言われているが、それは政治家レベルだけの話で庶民レベルでは、日中友好がドンドン進んでおり、政治家も庶民を見習うべきであろうと思います。

とは言え、この6日間、中国の地元の人たちの日常生活をまじかに見て、直接触れ合ってきた経験から言うと、親切なことに驚いたが、反面、中国の人たちの嫌な面も多く見てきました。
中国人気質を一言で言うと「今が良ければそれでよい」だそうで、実際現地で触れ合った
中国の一部の人たちは、他人への迷惑や人が嫌がることも平気で行う、自分のことだけを考えて行動する人が一部ではいるがいることがよく分かっりました。
 
1、入場券やチケットを買うのに並んでいても、平気で割り込みをしてくる。
 
2、そこに立っていると他人の邪魔になるよ うなところに平気で立って人の流れを邪魔する。
 
3、人にぶつかっても平気でなんとも思わない。また、押し合い、圧し合いが好きな国民性なのか、人の集まるところでは、押し合い、へしあいしている。
 
4、地下鉄の乗り降りでは、降りる人に道を開けようとか、待っていようという気持ちはなく、我先に乗り込み、降りる人とぶつかる。時には降りれない人もいる。
 
5、平気で道路に唾を吐く。
 
6、ゴミを道路に捨て、道路はゴミでいっぱいだ。
 
7、ホテルのフロントの人や駅員に質問している最中に、突然割り込み、話し出す。他人が話し中なら自分は後ろで待っていて、その人の話が終わってから話そうという気がない。
8、人も車も交通信号は守らない。横断歩道を渡っているとき、車は止まってくれると思ったらとんでもない、轢かれてしまいます。
9、どこであろうと大声でどなり、しゃべりまくる。外国人は、耳を押さえている。
10、ホテルのフロント以外では、英語で尋ねても、英語では喋らない。

中国の教育はどうなっているのだろう 。このようなことは小さい時から教えなければならないことだと思う。
同時に、「人の振り見て、我が振り直せ」・・・今回自分でも十分に注意しなければと思いました。

以下、数千枚ほど写した中から厳選した写真とその紀行文です。









万里の長城マラソンと北京編







西安・上海編へ







4月29日(水) 晴れ
4月30日(木) 晴れ
5月01日(金) 晴れのち雨
5月02日(土) 晴れ
5月03日(日) 晴れ








4月29日(水) 晴れ

朝4時過ぎに於き5時前に家を出る。竹鼻駅から名鉄に乗りセントレアに着く。中国東方航空MU744便は定刻通り9:00に出発、10:50に青島(チンタオ)に着く。ここで一旦荷物を全て持って機外に出て入国審査を受け、パスポートに入国印をおしてもらう。そして再びセキュリティを通って今度は国内便扱いのMU744に乗る。青島を11:40に出発、北京には12:55に定刻通り着く。中国への入国審査は青島で済ませているので預託荷物をピックアップして地下鉄、機乗線に乗り、2号線に東直門で乗り換えさらに4号線に西直門で乗り換え国家図書館で降りる。ここから今日から5泊するChina Meteorological(気象) Administration(管理) Hotelに向かう。5泊で1190元(1泊、4700円)だ。まだ3時過ぎだったので、神舟ホテルの万里の長城マラソン事務局に行き、ゼッケンをピックアップし、重松さんに会い、主催者の朱さんにも紹介してもらう。重松さんにはクレジットカードで1000元(20000円)のキャッシングの方法を実地で教えてもらい両替し、そこからセブンイレブンに行って夕食やビール、その他必要なものを購入した。
ホテルはバスタブもあり、立派なホテルでひと安心だ。


































4月30日(木) 晴れ

今日は天安門広場と故宮を観光する予定。
朝ホテルの朝食をとり、地下鉄で天安門広場に向かう。地下鉄4号線に国家図書館から乗り、宣武門で地下鉄2号線乗換 ⇒ 前門で下車する。天安門広場に行く道順が良く分からなかったが、地図、磁石と人の流れをよく見て地下に降り進む。大勢の人でセキュリティを通るのも大変。天安門広場から故宮へ進む。故宮の入り口は午門のみ。ここも人が多くゆっくりはしていられない。とにかく広く、巨大だ。明日のマラソンもあるので余り疲れても困るので、2時過ぎには故宮を出てトウクトウクで地下鉄駅に向かう。3時半からのマラソン説明会に出席。世界各地から来ている超人ランナーたちと歓談、持ってきた浮世絵の写真をプレゼントすると喜んでくれた。そのあと、日本人ランナーたち25名ほどでマラソン前夜祭に出席、多いに盛り上がった。
去年フル百のホノルルツアーに参加していた松崎さんが、フル百の走友のサプライズ応援のため来ていましたが会えず、急遽レースに参加すると言うことで再会した。
そのあと、セブンイレブンにより明日の朝食のおにぎりなどを購入、早めに就寝した。
























































































































































































































































































































5月1日(金) 晴れのち雨




朝2時半に起床、何も食べずすぐホテルを出発、集合の3時15分までに神舟ホテルに着く。バスに乗り込むが予定の3時半になっても出発しない。ランナーが座れ切れないという。1時間近く遅れ、他のホテルに出発、そこで座りきれないランナーを振り分けるのだと言う。ノンビリしたものだ。別のホテルに着き、ようやく解決してスタート地点に向かう。結局マラソンスタート6:00の予定が1時間半ほど遅れ7:30にフルマラソンがスタートした。上り口まで少し取り付き道路を走り、そこからいよいよ急階段を上っていく。最初の1周目は金山嶺長城を15q走り、2周目は東西2.5qづつカットした10qを走りあと、長城5qを3周、残り2q走って42.195qを走る過酷なマラソンだが、最初の1周目からとんでもない急な上り下りが連続する。そのうち、後からスタートしたハーフマラソン、10km、5kmのランナーもどんどん追い抜いていく。もうこれは1周だけで精一杯かと思いノンビリ、怪我のない様進む。とにかく1周15kmに7時間もかかり、残りの距離を走る時間がなくなったので、15kmで種目変更となる。しかし、金山嶺長城の15qを辿ることができ大満足だった。おまけに完走テープを切り、完走メダルも掛けてもらうことができた。アットホームな大変良い大会でした。

ゴールするころ(3時過ぎ)から雨も激しくなり、レストランでビールやパスタを食べた後、バスに乗り込む。
私は1周回でリタイアし比較的早い時間にバスに乗ろうと駐車場に行った。スタッフがいて、マラソンバス?と聞くとYesと言ったので安心してバスに乗りました。後からも続々とランナーが乗って来て満席となり、無事発車、15qながら無事にゴールで来た喜びで気持ちよく寝て、ホテルに着いてびっくりした。ホテルは神舟ホテルではなく、別の全く知らないホテルでほとんどが外国人ランナーでどうやって神舟ホテルまで帰ろうか途方にくれた。一人だけ中国語に堪能な日本の方がいて、タクシーを頼んでくれ無事、ホテルに戻ることができた。タクシー代、60元くらい。説明会のときは帰りのバスは満車になり次第発車しますということでしたが、実際は神舟ホテル行きと別の外国人の泊まっているかなり離れたホテル(溢れて乗れない人を載せるため、朝寄ったホテル?)行きの2種類があることを説明しておいた方が迷う人が出なくてよいと思う。自分の乗ったバスの神舟ホテルに戻るバスに帰りも乗ってくださいと伝えた方がいいと思います。

また、ボランティアの方のコース指示が間違っていて、違うコースを走らされたというランナーがかなりいた。本来のコースは塔21からまっすぐ三眼楼まで行ってU ターンして塔21で右折して五眼楼まで行くが、
Uターンして戻ってきたランナーに右折せずまっすぐ行くように指示され五眼楼方向へ行かなかったランナーがいた。その日本人ランナーは自分で気が付いて自分に意志で五眼楼方向へもう一度行った。
その日本人ランナーの話によるとまたがったコースを支持されたランナーは他にもたくさんいたとのこと、五眼楼方向のエイドの休憩のとき聞いた。
また、私はかなり遅く走っていたが、最後の三眼楼から折り返して走っているとき、2度目の三眼楼まで行く外人ランナーに3人会った。一人からは本当にこのコースでよいのか尋ねられ本人も不審に思っていたようだ。
要は、大切なのは自分で走るコースをしっかり頭に入れておき、間違った方向を指示されてもいやこっちでしょうと逆にスタッフに間違いを指摘すべきだと思う、そして、間違っていればもう一度正しいコースを走ればよい。

小さなミスはあっても、アットホームでとても楽しい大会でした。

万里の長城マラソン 動画    By 重松さん



























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































5月2日(土) 晴れ



今日は、現存する世界最古の皇室御苑”北海公園”と天壇(てんだん)公園、圜丘(かんきゅう)を観光する。
北海公園は、故宮の西北、景山公園の西隣に位置するかつての御宛、皇室の御苑「皇家園林」とされて発展してきた。湖が掘られ山が作られ、相前後して瓊華島、廣寒殿、白塔、永安寺などが建てられた。特に清の乾隆帝の時代には30年間に渡りキ瀾堂、萬佛樓など多くの亭台楼閣と九龍壁が造られた。 南端の団城の3つに分かれている、この公園の歴史は古く、今から千年前の遼代に遡る.北京上の建設とともに御宛の拡張整備され、歴史上貴重な文物や壮大な建築群が残っている。 今では小さい遊園地もあり市民の憩いの場として、また中国内外の観光客を集め、夏はボート、冬はスケートを楽しむ行楽地にもなっている。中国古代神話の仙境をイメージして造られた御宛というだけあって、池と丘、そしてその中に点在する建築群が絵のように美しい.夏以外はあまり雨の降らない北京では、豊かに満ちた水を目にするだけで心がなごむ気がする。

地下鉄6号線「北海北」で降り、北海公園へ向かう。途中、お尻の部分に穴の開いているズボンをはいた小さな男の子に出会った。
中は広大で全部回るのに2時間ほどかかった。そこを出て近くの地元の食堂で麺類を食べ、地下鉄5号線「天壇東門」で降り、天壇(てんだん)公園、圜丘(かんきゅう)を観光する。

天壇は昔、天を祭った場所である。北京にある「壇」建築(日壇、月壇、地壇、社稷壇、先農壇)の中天壇の面積はきわめて広い。総面積はは270万u、故宮のそれの4倍を超える。鳥瞰すれば、建物は「回」の字型に配されている。内外の二つの壁が敷地を囲み、外壇(外壁)の長さは6416m、内壇(内壁)の長さは3292m。外壇の門は当初、皇帝が祭天のときに出入りした正門(西門)だけだった。また、内壇にははじめから、東西南北に置かれた四大門の「天門」があった。天壇の壁は北側が半円形、南側が方形である。古代中国の「天圓地方」(天は丸く、地は四角い)の宇宙観を表したものである。
内壇の内側は、南北二つの部分に分かれる。北部は、紺色の瑠璃瓦に金色の玉をもつ円形の殿堂--祈年殿、それと祈谷壇(祈年壇の土台の部分)を主とする建築群。旧正月に豊穣を祈る祭礼に使われた場所だ。南部は、漢白玉(大理石の一種)で築かれた祭天台--圜丘壇を主とする建築群。夏至には雨を乞い、冬至には天を祭る行事に使われた。
石板を敷いた大道の丹陛橋は、南北を貫いている。南部と北部の建築群を結びつけたものである。天壇の中軸線で、ここに置かれた圜丘壇や皇穹宇、祈年殿などの建築物は、壮観である。近くの山側に展望台があって、慶良間の美しい海と島々を眺められる絶景ポイントになっている。


天壇は圜丘、祈年殿、皇穹宇をあわせた総称で1998年に世界遺産に登録された。






















































































































































































































































































































































5月3日(日) 晴れ 



今日は西は遼寧省から東は青海省まで、中国各地に点在する万里の長城スポットのうち、最も早く一般公開され、観光地として設備が整った長城といえば北京郊外に位置する八達嶺。遙か彼方まで延びゆく長城が見渡せ、「最も美しい長城」と称す八達嶺長城を訪れる。

北京のお月様は満月でとてもきれいです。

もう一つの万里の長城、八達嶺長城に行ってきました。
ここは「万里の長城」でも、最も観光客がたくさん訪れる「八達嶺」という場所です。
「万里の長城」は、紀元前221年に秦の始皇帝が天下統一を果たしましたが、このころ始皇帝が最も脅えていた「匈奴」の侵略から領土を守るために建設されたのがこの城壁です。その後も延々と城壁は拡大・延長され、明朝の時代に最終的に完成したといわれている。...
万里の長城は、英語名でも"Great Wall"といわれるくらいとてつもない世界最大の人造の構築物だ。

地下鉄4号線、国家図書館で乗車、西直門で地下鉄2号線に乗換え、積水譚門下車、A出口で東に行く。門楼の北側に八達嶺長城行き877路線バス(ノンストップ) が出ているのでそれに乗る。バス乗車場までかなり歩く必要がある。

降りて入場券売り場で入場券を買う。今日はロープウエイは動いていなかった。北の女坂を登る。大勢の観光客で万里の長城マラソンはとてもここでは開催できないだろう。

2日前走った金山嶺長城で大体長城の構造は分かったがやはり上り下りはきつかった。


















































































































































































































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